サイト運営においてサーバー選びはそれほど重要ではない

ウェブサイトの運営にあたって、レンタルサーバーの選択はそれほど重要な要素ではありません。

膨大な訪問者数があればまた別の話になりますが、一般的なサイトの訪問者数はせいぜい数百人~数千人程度のケースが多く、アクセスが集中して回線がつながらないことはほとんどありません。1日のアクセス数が50以下のサイトが8割を超えるといわれており、500を超えるサイトはほんの数%というのが実際のところです。そのため、どのサーバーを利用しても表示される情報にはあまり変わりがないものです。

それよりも、ドメインやコンテンツ、ウェブデザインといったファクターの方がより重要になります。

特にドメインの場合、サイト運営期間の長さや参照されるリンク数の多さなどはSEO対策の面でも重要になりますし、サイトの所有権というのは実質的にはドメインの所有権と言い換えることができます。

ホスティングサービスはいつでも変更することが可能ですが、ドメインについては簡単に変更することはできません。ドメインネームはネット上のホームページの住所といわれていますが、どちらかというと、ドメインが本籍、サーバーが現住所という意味合いになります。

現住所であるサーバーは引っ越しをしてどこに移ることも可能です。けれども、ドメインネームはサイトのアイデンティティーともいえるもののため、簡単には変更することができません。そういった意味で、ドメインの選択は1度きりの重要なことになりますが、サーバー選びに関しては失敗したと気付いたら他のサービスに乗り換えればいいだけのことです。

さらにいえば、むしろ一番大切な要素はコンテンツということができます。

ドメインについては、優良なものはネット上のオークションサイトで毎日のように取引されているため、お金さえ出せば、ある程度の品質のものを入手するのにそれほど時間も手間もかかりません。

一方、コンテンツの作成は時間がかかるのが一般的です。ウェブデザインから画像の選択、あるいはライターへの文章の依頼など、一朝一夕には完成しないものになります。そういった意味においては、レンタルサーバー選びというのは、何度でも失敗ができる類いのものですので、あまり時間をかけずに、ドメイン選びやコンテンツの作成に重点を置くようにしましょう。